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□荒ぶるどぶろく造りにようこそ。最初に以下をお読みください。20歳未満方は当サイトより退室願います。

□どぶろくとは(wikiより抜粋)
 
どぶろく(濁酒)とは炊いた米に米こうじや酒粕等に残る酵母などを加えて作る酒である。濁り酒(にごりざけ)とも言われることがある。
非常に簡単な道具を用いて家庭で作る事も可能だが、日本では酒税法において濁酒(だくしゅ)と呼び、許可無く作ると酒税法違反に問われる事になる 。一部では自家生産・自家消費に限ってどぶろく作りを解禁しようという動きもあるものの、解禁には程遠いのが現状である。なお、酒税法上の罰則規定に拠れば、製造するだけでも5年以下の懲役または50万円以下の罰金となっている。
以上のように、どぶろく造りは合法とはいえません。推奨するものでありません。

□どぶろくに対する考え

どぶろくは戦前までは農家を中心に、当たり前のように造られていました。
しかし戦争に入り酒税に頼るしかなかった政府が、酒税確保のために清酒の級別制度や価格統制に加え、酒税確保のため、現在よりはるかに造られていたどぶろくを禁止ました。
それから戦後60年以上が経った現在もそれは変わっていません。2003年一部条件を満たす者にどぶろく製造免許が与えられたものの、一般人のどぶろく造りはまだ解禁されていません。

どぶろくは消え、日本酒業界も、戦中戦後の米不足により開発された昭和17年のアルコール添加法、昭和24年より三増酒が造られ、経済成長に伴いこれらの酒で生産量は引っ張られたものの、飽食の時代となるにつれ、品質より生産性を重視した清酒は受け入れられずに生産量は減り酒蔵はどんどん減っています。
生産者の日本酒業界、消費者のどぶろく文化。
共に日本の主食である米を原料とした国酒ですが衰退の道をたどっています。

そんな中、日本酒業界はどこも小さい蔵ですが、純米(純米吟醸)酒による品質重視の蔵、全量純米蔵が徐々に増え頑張っています。しかし今だ生産者志向の不健全な清酒が9割を占めるのも事実。
消費者側はどうでしょう。どぶろくを密造の到酔飲料と取るか、日本の伝統的文化と取るか。
私は日本の伝統的文化だと捉えます。どぶろく造りは日本酒への理解をより深めることだと思います。
日本酒造りの難しさ、個人のどぶろくが大手メーカーに勝る事実、到底敵わない品質重視蔵の技、吟醸酒。
日本酒文化発展につながるかもしれない、新たな考え、発見があります。

おそらく同じような考えの下、一般向けのどぶろく製造指南本が多数出ています。農協からも出ています。
どの本屋にも一冊は置いてあり、簡単に店頭で手に入ります。
これらは営利目的で存在していますが、回収される様子もありません。
ですから私も非営利で日本酒への理解を求める個人サイトを発信しようと思いたちました。
問題点があればメールでお知らせください。

以上を踏まえた上で、日本の伝統文化の若い担い手として、日本酒をより理解するため、極少量を個人で造り、個人で消費するためのどぶろく造りを紹介します。


□荒ぶるどぶろくとは  ← 酒粕からの清酒酵母培養と手造り麹によるどぶろく造りです。

□酒造りの基礎知識  ←全体的な流れと、簡単などぶろくの造り方。

【□原料道具チェックリスト】  ←チェック。
 □米の品種選び  ←どぶろく造りに適した米とは。
 □米の精米      ←どぶろくと精米について。
 □水     ←どぶろく造りに適した水とは。
 □米麹        ←種麹の入手法と特徴。
 □酵母        ←清酒酵母とドライイーストのはなし。
 □乳酸        ←雑菌防止

 □麹箱        ←麹造りと酵母培養に必要な温度管理が出来る箱。
 □麹蓋        ←麹を盛る箱。
 □モロミ容器    ←酵母培養、酒母、もろみ容器です。
 
【□荒ぶるどぶろく造り】 
  □洗米、浸漬      ←吸水
  □蒸米(掛米)      ←いい蒸米はいい酒を作る。
 □【麹】手作り米麹   ←一大イベント。山場です。
 □【酵母】酒粕培養酵母   ←案外簡単に湧きます。
 □どぶろく仕込み    ←配合割合を決めれば、ぶっこむだけです。 
 □三段仕込みどぶろく    ←日本酒と同じ三回に分けて仕込む方法です。
 □ろ過      ←してもしなくても
 □火入れ     ←微炭酸を取るか、熟成を取るか。

□荒ぶる濁酒本  ←どぶろくを造るうえで参考になる本です。
 □わが家でできるこだわり清酒  ←必須。
 □わが家でできるこだわり麹    ←必須。
 □いざ、純米酒    ←さらにこだわりたい方は。
 □純米酒を極める  ←正しい日本酒の姿とは。

□リンク ←リンクフリーです。
 □問い合わせはこちらから